史跡と自然を楽しむ
天白区平針周辺の散歩スポットを訪ねてみました。農業センターや慈眼寺などが見所です。
見所
- 秋葉山慈眼寺
- 針名神社
- 農業センター
- 荒池
秋葉山慈眼寺
秋葉権現(秋葉三尺坊大権現)は、かつては全国に広がっていた神仏習合の神ですが、明治の神仏分離・廃仏毀釈によって秋葉神社となっています。平針の秋葉山慈眼寺には、全国的にも珍しく古い形の信仰が残っているようです。桶狭間の合戦の際には、織田信長がこの山に祈願して勝利を得たとのこと。

針名神社
針名神社は 「延喜式」に記載された式内社。古代の有力豪族尾張氏の氏神である尾治針名根連命をまつっています。日本武尊に仕えた建稲種命の祖父とされており、一説には植田八幡宮古墳の主ではないか、とも言われています。
農業センター
春の農業センターしだれ梅まつりは、人出でにぎわいます。農業センターでつくられたソフトクリーム(ジェラート)や、「名古屋めし」などの露店も楽しめます。詳細はこちらの記事で紹介しています。
針名神社の裏手の階段を登ると、農業センターの裏の入り口のすぐ近くに出ます。
荒池
農業センターの東南には、荒池と呼ばれる池があります。付近は荒池緑地と呼ばれ、里山風景の回復の構想が進んでいます。
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雑感
農業センターは30年くらい前から訪れていますが、宅地開発によって、当時とは周囲の風景がすっかり様変わりしています。数年前には、平針の里山も、反対派を押し切って破壊されてしまうというニュースがありました(河村市長や宮崎駿監督も反対派に名をつられていました)。これからは、自然環境の保全を考える時代になっていると思います。関連記事
更新情報
- 2016年04月08日