投稿日:2017年02月24日

名古屋の観光地としての魅力という問題について、日頃感じていることを、つらつらと無責任に書いてみます。

行きたくない街ナンバーワン?

最近、日本の主要な大都市の中で 行きたくない街ナンバーワンに選ばれたという記事が最近ネットで話題になっていました。そのような順位になったのは、名古屋人としては理解できなくもないのですが、その理由については、一つの原因が思い当たります。それは車社会という点です。

どうやって魅力アップをしていくのか

上記の記事もあってか、名古屋市の魅力アップや知名度向上に向けて、行政や企業や地域が一体となって熱心に取り組んでいるというニュースをちらほら見かけるようになっています。やっと動き出してくれたか、という感想です。ただ、どうやって魅力アップをしていくかということは、なかなか難しい問題だと思います。

車社会の問題点

名古屋の観光地としての魅力の低さについては、名古屋は「車社会」で、歩行者や観光客にはあまりフレンドリーではない都市の造り、というのが一番の理由だと思います。地上より地下街に人が集まる理由も、歩いて楽しいからです。
また名古屋人が自慢する「住みやすさ」というのも、車があればという前提になっています。車がない場合は、住みやすい街とは言い難いのではないでしょうか。

その土地の文化は自然発生する

個人的な意見ですが、その土地特有の文化というのは、計画して作り出すのではなく、まず最初に歩行者の自然な流れがあり、次にお店や施設などが出来て、そこから文化が自然発生してくる、という段階があるんじゃないかと思います。
観光資源の中で一番魅力的なのは、やはり自発的に生まれた文化だと思います。名古屋の文化発信力がいまいち弱いのは、車社会というのが理由の一つだからではないか。
もしそうだとすると、車中心の「住みやすい街」というのは、文化の育成や街の魅力の阻害要因になりかねません。

オタク文化の誘致の難しさ

スマホゲームの「ポケモンGO」や映画「君の名は」のヒットで、オタク文化も、ますます一般層に浸透しています。各自治体も、町おこしの手段として、オタク文化の誘致に熱心になっています。
ですが、オタク文化というのは、お仕着せを嫌う傾向があり、一筋縄ではいかないようです。秋葉原にしても大須にしても、その土地の文化を作り出したのはそこに集まる人々であり、決して上からのお仕着せとして発展したわけではないと思います。なので、自治体主導でアニメの舞台を誘致して、聖地化を狙う、といったやり方は長続きしないのではないでしょうか。

具体例

車社会が観光地としての魅力を低減している例として、熱田神宮が挙げられるかと思います。周囲を幹線道路が取り巻き、門前町があまり機能していません。全国屈指の大きな神社で門前町が機能していないのは珍しいことではないでしょうか。
脱・車社会というのは、トヨタ城下町では難しいと思います。しかし産業だけで成立する大都市には、危うさがあります。長い目で見れば、「歩いて楽しめる街づくり」という視点が欠かせないと考えます。

面白そうな取り組み

批判ばかり書き連ねてきましたが、名古屋駅や栄地区、名古屋城などを周遊する LRT・BRTなどの「路面公共交通」の導入は面白い取り組みだと思います。ふらりと乗り降りができる「路面公共交通」は、観光客フレンドリーです。栄地区の再開発も、歩いて楽しめる街というコンセプトがあれば、うまくいくはずです。
個人的な提案としてはスマホを持ち歩いて楽しめる街づくり、というのはどうでしょうか。これからの時代は間違いなくARが普及します。AR先進都市というコンセプトは面白いのではないかと思います。
タグ:観光
posted by nagoyasanpo at 01:58 | Comment(0) | 日記
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