投稿日:2019年05月11日

友禅とは

友禅染は、高級呉服や帯に用いられる、華麗な模様が特徴の染色技法です。 友禅の歴史は、元禄時代にさかのぼります。 京都で活躍した扇絵師「宮崎友禅斎」によって開発されたとのことです。 染料や糊を洗い流す「友禅流し」は、冬の風物詩となっています。

京友禅、加賀友禅、東京友禅

友禅染といえば、京友禅、加賀友禅、東京友禅(江戸友禅)が知られます。 どれも高級織物として有名です。 京友禅、加賀友禅、東京友禅それぞれに特長があります。 例えば、東京友禅は、一人の作家が全工程を行う手描き友禅です。

名古屋友禅

上記ほど有名ではありませんが、名古屋にも友禅染の伝統があります。 経済産業大臣によって指定された伝統的工芸品として、公式に認められています。

なぜ名古屋に友禅があるか

なぜ名古屋に友禅があるかというと、徳川吉宗の質素倹約策に対抗して、 尾張藩の七代目藩主徳川宗春は、消費を煽る経済政策をとったことによります。 その影響で、友禅染の職人が京都から名古屋にやってきて、技法を伝えたとのことです。

名古屋友禅の特長

名古屋友禅の特長は、手描き友禅の技法と、「渋さ」が特長とのことです。 徳川宗春の失脚後、江戸幕府の質素倹約策を尾張藩も受け入れることとなり、落ち着いた色合いの渋友禅へと変化して行ったと言う事です。
タグ:伝統工芸
posted by nagoyasanpo at 09:14 | Comment(0) | 文化
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: