投稿日:2014年01月04日

名古屋人も意外と知らない

鎌倉幕府を開いた源頼朝(1147年-1199年)は、名古屋(尾張)生まれという説が有力です。 尾張生まれの武将といえば、信長や秀吉が有名です。頼朝については、名古屋人にも意外と知られていないようです。

熱田神宮の大宮司

源頼朝の母親は、熱田神宮の大宮司・藤原季範の娘で、名は「由良御前」といいます。由良御前は、源義朝の正室です。由良御前は、出産のために熱田神宮のある名古屋へ里帰りし、熱田神宮の隣にある「誓願寺」で源頼朝が誕生した、とされています。続きを読む


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投稿日:2013年12月17日

もう一つの生誕地

源頼朝の生誕地は、熱田神宮のそばにある誓願寺といわれています。 名古屋市内には、誓願寺の他に、もう一つ、生誕地という説のある場所があります。
名古屋市瑞穂区妙音通の近くにある龍泉寺というお寺です。

龍泉寺

「瑞穂区の歴史」によると、古代、ここには行基の開基による薬師寺があり、それは笠寺の笠覆寺に匹敵する規模のものであり、「尾張名所図会」には日本三大薬師のひとつであったとされていた、とのこと。
すぐ近くには、源頼朝の誕生の三十年後、平清盛のクーデター(治承三年の政変)で、この地に流されてきた太政大臣・藤原師長が住んだ跡や藤原師高の塚の跡があります。
今は当時の面影は無く、住宅地の何気ないお寺となっています。

龍泉寺続きを読む
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