歴史
大須は江戸時代から大いに賑わっていました。名古屋城下の南に広がる門前町で、芝居小屋や相撲、見世物小屋が建ち並んでいたとのこと。こうした歴史は、戦後発展した秋葉原や日本橋にはない魅力です。というわけで、大須商店街にある歴史スポットや史跡を訪ねてみました。
大須古墳群
大須商店街の一帯には古墳が点在していたことから、「大須古墳群」と呼ばれたりします。今のところ、次の3つの古墳が存在を確認されています。- 那古野山古墳
- 大須二子山古墳
- 日出神社古墳
歴史
大須は江戸時代から大いに賑わっていました。名古屋城下の南に広がる門前町で、芝居小屋や相撲、見世物小屋が建ち並んでいたとのこと。こうした歴史は、戦後発展した秋葉原や日本橋にはない魅力です。大須古墳群
大須商店街の一帯には古墳が点在していたことから、「大須古墳群」と呼ばれたりします。今のところ、次の3つの古墳が存在を確認されています。日本三大観音
大須観音は、浅草観音、津観音(三重県津市)とともに、日本三大観音に数えられます。1324年、羽島市大須郷に「北野天満宮」を創建
境内の看板によりますと、1324年に後醍醐天皇が岐阜県羽島市の大須郷に「北野天満宮」を創建し、1333年に北野天満宮の別当寺として能信が創建したのが真福寺です。神仏習合の時代に、北野天満宮(菅原道真を祀る神社)を管理するためのお寺だったようです。実際に、その名残として、大須観音の裏手に北野神社が祀られています。1612年に現在地に移転
その後、1612年に徳川家康によって、現在地に移転したとのこと。移転前から真福寺には経典が集まっており、それが現在の真福寺文庫(大須文庫)として受け継がれています。18日、28日には骨董市
大須観音の境内では、18日、28日には骨董市が開かれます。特に28日は大須の縁日ということで、商店街全体が賑わいます。七寺(ななつでら)
名古屋市中区大須の富士浅間宮の路地を南の方へと向かうと、大須通り沿いに、「七寺(ななつでら)」という一風変わったお寺があります。長福寺
七寺(ななつでら)は、正式には長福寺といいます。全体としてこじんまりとしたお寺です。清洲越し」によって移転
七寺(ななつでら)は、1611年、徳川家康の「清洲越し」によって清須から現在地に移転されました。毎月28日のお祭り
毎月28日は、大須商店街の縁日の日となっています。お祭りやイベントは、大須商店街のあちこちで行われています。18日にも
18日にも、骨董市などのイベントが行われます。名古屋観光の日程が、18日または28日でしたら、大須商店街に行くのがおすすめです。一部を紹介
というわけで、毎月28日に、大須商店街で行われるお祭りやイベントを一部紹介してみます。織田家の菩提寺
大須商店街のど真ん中にある「万松寺」は織田信長の父・信秀が1540年に創建したものです。織田家の菩提寺であり、また織田信長ゆかりの寺でもあります。境内に織田信秀の墓があります。大須商店街の中
富士浅間神社は、大須商店街の中にある小さな神社です。那古野山古墳から、ほんの200メートルほど南の路地にあります。富士浅間宮というのは、富士山信仰の神社で、本部は静岡県富士市にあります。