投稿日:2020年04月02日

あゆちの水

名古屋市瑞穂区師長町には、尾張名水のひとつ「年魚道(あゆち)の水」と呼ばれる泉があったようです。現在は、小さな古井戸と石碑しかないので、その場所は、地元の人でないと分かりにくいようです。
あゆちの水

万葉集 巻13−3260
小治田の 年魚道の水を 間なくぞ 人は汲むといふ 時じくぞ 人は飲むといふ 汲む人の 間なきがごと 飲む人の 時じきがごと 我妹子に 我が恋ふらくは やむ時もなし

恋心を、こんこんと休むまもなく沸き出で、旅人が絶えない「小治田の年魚道の水」になぞらえた歌です。続きを読む
posted by nagoyasanpo at 12:02 | Comment(0) | 年魚道(あゆち)

投稿日:2014年06月24日

愛知の語源

愛知県の「愛知(あいち)」は、古名の「あゆち(年魚市または吾湯市などと表記)」が転化したものです。平安時代以前には、「あゆち潟」という干潟が、名古屋市の南部〜南東部一帯から知多にかけて広がっていました。

平安初期に呼び名が変化

この干潟は、万葉集の時代は「あゆち潟」と呼ばれていましたが、平安初期には「鳴海潟」と呼ばれるようになったとのこと。それ以降、歌に詠まれる場合も「鳴海潟」となっています。 続きを読む
posted by nagoyasanpo at 12:03 | Comment(3) | 年魚道(あゆち)